不発弾

 不発弾もまた非常に危険性が高く、地雷とともに、我々が処理していかなければならないものです。その中でも、アフガニスタンでは、クラスター爆弾の不発弾がよく発見されます。クラスター爆弾の性能は日々進化していますが、最新になるにつれて、構造が複雑になり、不発弾となる確率は高くなっています。

 以下の二つの写真がクラスター爆弾の残骸です。

アメリカ製クラスター爆弾の子爆弾

ロシア製クラスター爆弾の子爆弾

 左の黄色いものが、アメリカ製クラスター爆弾の子爆弾です。この子爆弾が一つのクラスター爆弾の中に100個ほど入っていて、さらに子爆弾の中にも、鉄球状のものが数百個入っています。この鉄球が広範囲に広がり、兵士を殺傷します。右の写真はロシア製クラスター爆弾の子爆弾です。

 拡大したものが下の写真です。


 この子爆弾には羽のようなものがついていますが、これは落下の際、この鉄球を回転させものです。この回転には、安全装置をはずす役割と、落下の際の姿勢を安定させるという役割があります。 この写真では分かりにくいのですが、内側はパイナップル状になっており、そのセル一つ一つが飛び散っていきます。

 迫撃砲の砲弾も不発弾としてよく見つかります。迫撃砲とは筒に入れて角度をつけて弾を飛ばすものです。兵士が自分で携行できるのでよく戦場で使われます。

迫撃砲

爆破処理の様子

 左の写真が迫撃砲の砲弾です。先端の、本体から離れているものがフューズ(起爆装置)になっています。右の写真は爆破処理前の写真です。左にある黒いものは、プラスチックチャージとよばれる爆破装置で、この装置を使い一番強力な爆弾を爆破し、他の不発弾もその力を借りて爆破させるようにします。