JICA草の根技術協力事業:シリーズ第4号
―銃はどこから?―
2005/04/12

 日本紛争予防センター(JCCP)が、現在、国際協力機構(JICA)と実施している草の根技術協力事業「武器回収・農村開発事業」において、武器回収キャンペーンをすでに実施した地域の住民から、武器が供出されています。
 2005年3月21日(月)、クラチエ州クラチエ郡トメイ地区で、地域住民より郡警察に武器が供出され、供出式典を行いました。

供出式典会場に集った住民達
武器供出の様子

 武器を供出した住民たちに、その武器は、どこで、どのようにして入手したのか、供出しようとしたきっかけについて、聞いてみました。
 住民A:「この銃は、農作業中に畑を焼いた後、土の中から出てきました。見つけた時から、早く警察にもって行きたかったのですが、機会がなく、どのようにしたらいいのかわかりませんでした。でも、この前、武器をどのように供出するのかというJCCPの武器回収ワークショップに参加し、武器の危険性を知って、今日提出しに来ました。今日は、武器を手放せてとてもうれしいです。」
 住民B:「私は、薪を探しに森に行ったとき、一緒に連れて行った犬がこの銃を見つけました。ちょうど、武器を出したらこの地域に支援がある、と聞いていたので、すぐ警察に連絡し、提出しました。武器はもういりません。この地域が発展し、豊かになって欲しいと願っています。」

供出された武器
武器保管箱を施錠するクラチエ郡フア・シアム知事(左)と当センターカンボジア代表田中剛(右)

 この日、供出された武器は10丁でした。これらは、郡警察署内の武器保管箱に保管されています。最終的には、州警察に搬送され、破壊される予定です。

報告者:寺西 悦子

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