「JICA草の根技術協力事業:シリーズ第2号」
武器回収ワークショップ開催
2004/10/01

 日本紛争予防センター(JCCP)は、国際協力機構(JICA)草の根技術協力事業「武器回収・農村開発事業」を2004年8月より実施しています。小型武器の危険性を広く一般住民に知ってもらうキャンペーン活動の開始に先立ち、まずは対象地域の指導者層である郡知事、地区長、村長、警察官などを対象に本事業を知ってもらい、今後の活動を盛り上げていくことを目的に、9月23日(木)、プノンペンから北へ約100kmほどのところに位置するコンポンチュナン州ロリアビア郡にて「武器回収ワークショップ」を実施しました。

警察からの参加者
僧侶への托鉢の様子

 このワークショップへは、ロリアビア郡より約130名が出席し、カンボジアの伝統様式である僧侶への托鉢から始まり、両国の国旗掲揚の後、ロリアビア郡ピット・サンバット知事、JICAカンボジア事務所力石寿郎所長、当センター田中剛カンボジア代表が、それぞれスピーチを行いました。ワークショップの最後には、カンボジアの平和と今後の復興の促進を祈り、カンボジアと日本の友好関係がこれからも続いていくことを誓いながら「白い鳩」を青空に向けて放ちました。

ワークショップでのスピーチの様子
ワークショップの最後に白い鳩を放つ
(左よりロリアビア郡ピット・サンバット知事、JICAカンボジア事務所力石寿郎所長、当センター田中剛カンボジア代表)

 これからいよいよ活動が本格化していくことになります。当センター所員一同、気持ちを新たにし、JICA、カンボジア政府、地元住民と協力して、カンボジアに数多く残る違法小型武器を少しでも減らし、地域に必要な支援をしていく所存です。

<当センター田中剛カンボジア代表スピーチ内容(要約)>
 『本日は、JICA草の根技術協力事業「武器回収・農村開発事業」、武器回収ワークショップへ参加する機会をいただき、大変光栄です。日本のNGOであるJCCPは2001年よりカンボジアに事務所を開設し、小型武器回収開発、トイレ・学校建設、少数民族に対する識字教育事業を行っています。
 カンボジアでは、戦後多くの武器が、一般市民の間に所持されたままになっており、争いと犯罪の引き金になっています。本プロジェクトは、人々の安定した生活のために、武器回収の必要性を理解してもらうことを目的としています。政府と市民の皆様からのご協力を得て、我々チーム一同一丸となって、努力していく所存です。』
(日本語訳:スピーチはクメール語にて)

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