| カンボジア王国の首都プノンペンから北へ約90㎞に位置するコンポントム州バライ郡アンドンポー地区アンドンポー村アンドンポー小学校で、2003年12月小学校竣工式典が行われました。この校舎はカンボジア内戦時代に激しい戦闘が行われた地域にあり、小学校の校舎も兵士の宿舎として使用されていました。そのため校舎は荒廃し、授業の実施もままならない状況に置かれていました。 当センターは地元住民の熱心な要望を受け、2003年8月に日本政府の日本NGO支援無償資金協力により校舎1棟を新設しました。しかし全児童約700名が授業を受けるには、まだ教室が不足しており、地元住民からは旧校舎の改修が出来ないか相談が寄せられていました。私達も何とか全児童が授業を受けられるようにできないかと思っていました折も折、当センターカンボジア代表田中剛が出身校である鳥取県八頭高校同窓会にこの話をしたところ、カンボジアでの活動に共感していただき、ご寄付をいただけることとなりました。これを元手として老朽化した旧校舎を改修することができました。 改修工事終了後の12月に開催された竣工式典には、同窓会のメンバー25人がご出席下さいました。当日は天気も良く、全児童、住民約1,000人の皆さんから、盛大な歓迎を受けました。式典は僧侶のお清めで始まり、両国の国歌が流され、日本とカンボジアの友好が確認されました。 同窓会のメンバーから、ノートや鉛筆、日本の小学生が作成した習字や絵などのお土産の贈呈も行われました。児童達は日本に親近感を持ったようです。今回この小学校は「ヤズアンドンポー小学校」と命名されました。 式典には現地テレビ取材スタッフも駆けつけていたため、その日の夜、国営放送のニュース番組で当日の様子が全国的に放送されました。 | 竣工式典でテープカットをする当センターカンボジア代表田中剛 | 報告者:寺西 悦子 |