海外研修:地方視察第二週目(南部視察) |
11月11日(月) 朝9時にJCCP事務所を出発、スリランカ南部の視察に向かった。途中要塞都市ゴールに立ち寄り、ポルトガル植民地時代の建物、砦を見学、スリランカ人が経験してきた過去に思いをはせた。2時間ほどゴールの街を見学したのちマータラに向け出発、宿泊所に到着したのは夕方であった。 |
11月12日(火) 本日はIMPACというNGOを主宰する僧侶カルパハナ師を訪問し、仏教寺院において講義を受けた。スリランカの仏教界が抱える矛盾や問題点に関して独自の見解を述べて下さり、研修生からも熱心な質問が出た。イデオロギー、民族紛争、仏教思想等々、幅広い話題について師と意見交換をし、非常に有意義な面談となった。その後、師の案内で更に2人の僧侶と面談する機会を得、複数の僧侶と面談することで彼らの見解の違いや、異なる政治への取り組み方を知り、大変勉強になった。 |
11月13日(水) 朝10時頃マータラを出発し、今夜の宿泊地であるハンバントタへ移動した。途中ウェヘラヘナ寺院に立ち寄り、スリランカ最大の座仏像を見学した。 夕方からはさらに東に1時間ほど車を走らせ、カタラガマを見学した。カタラガマは宗教混合(仏教・ヒンドゥー教・イスラム教)の聖地であり、各宗教の施設が立ち並んでいる。かつて政府が宗教公園として整備しようと試みた結果ではあるが、経済状況の悪化により頓挫している。 ゆっくりと時間をかけて辺りを見学していると、あちらこちらに熱心に祈りを捧げる信者の姿が見えた。夜7時からは水曜日の特別参拝があり、その時間が近づくと参拝者の数はさらに増えた。カタラガマを出発したときにはすでに日没で、街灯のない道は真の闇であった。 |
11月14日(木) 朝8時半にハンバントタを出発、一路ゴールを目指した。 午後は当地にあるテクニカルカレッジを訪問した。2名の青年海外協力隊員と教頭から生徒数や卒業後の就職状況など、学校について詳しく説明を受けた後、各クラスを見学させて頂いた。協力隊員が働くコンピュータークラス及び日本語のクラスでは、先生や生徒と交流の時間を持つことができた。ほとんどのクラスで非常に実用性の高い技能・技術が教えられており、生徒はまさに手に職を付けるべく勉強していた。 しかしながら、現在の経済状況では卒業後就職できる生徒は一部にすぎず、経済の活性化が望まれるとのことであった。スリランカの失業率の高さが、社会に深刻な影響を与えていることを改めて感じた。 |
11月15日(金) 朝9時半に宿泊地カルタラを出発、11時ごろコロンボのJCCP事務所に帰着。 |