コンポントム州のプロジェクト地域へ

プロジェクト・コーディネータ
山田 奈津美

ヴィール・プリン・ルー小学校

 7月11日と12日にコンポントム州の新しいプロジェクトサイトへ視察の旅に行きました。

 一行は瀬谷事務局長、現地スタッフのタイさん、そして私、山田です。サンダン郡ゴーン地区にあるヴィール・プリン・ルー小学校とプム・クメール小学校を訪れました。

 私たちの訪問で、村長さん、校長先生、総長さん、そして村人が集まり、迎えてくださいました。

左から、校長先生、村の総長、 学校に集まった
村人と小学校の生徒たち

 学校に案内されると、すぐにミーティングのはじまりです。まず、瀬谷事務局長より挨拶、私の自己紹介、そしてタイさんからも挨拶がありました。続いて、村長や総長から話しがあり、学校建設について要請を受けました。

 JCCPのこと、活動の詳細について、そしてプロジェクトについて、話し合いました。「今までこんなに時間がかかってしまってごめんなさい」と伝えると、「まぁとにかくやってくれ」とうなずいていました。

 現在の学校の状況について生徒数や先生の数等を聞き、ひとまずミーティングは終了。「また来るからね」と約束しました。

 子ども達の奇妙なものを見る時のあどけない顔に見送られながら、ヴィール・プリン・ルー小学校を後にしました。


州都コンポントムタウン

 コンポントム州の州都、コンポントムタウンに向けてプノンペンを出発したのが午前8時前。道中数々の壮大なパゴダを横目にいくつもの小さな村を通り過ぎ、コンポントムタウンに到着したのは午前10時半を少し過ぎたころでした。

 まずはホテルを予約した後、下にあるレストランで昼食を済ませました。レストランでは注文するやいなや半強制的に飲めといわんばかりの缶ジュースが出され、瀬谷さんが興味津々に手に取ったのは「Winter Melon Juice」。「Not so sweet」と缶に書かれたそのジュースのお味は・・・?「甘い。」さとうきびの味しかなかったそうです。

 そんなに甘くないって書いてあるのに・・・。とにもかくにも昼食を終えて、私たちはゴーン地区へ向かいました。

一つの教室で二つのクラス

 どろどろの道をゆっくり進んで一校目の小学校に到着したのは出発から約1時間半後の午後1時過ぎでした。その学校生には6歳から14歳の生徒が132人います。以前の調査では一つの建物だった小学校では今回の調査では二つの建物があり、そのうちの一つの屋根はぼろぼろ、壁もくずれおちそう。雨が降ったら授業が出来ないのは当たり前ですが、その小さな学校にぎゅうぎゅうづめになりながらの授業が行われています。学校があまりに小さいため、ひとつの建物の中で半分の生徒が前に、残りが後ろを向いて二つのの授業を同時進行するというのが日常です。

 大人が三人座れる程度の机に6、7人の生徒が座り授業を受けます。みんなが首を長くして新しい学校の建設を待っているのがよく分かりました。