| 第1回運営委員会にて 所長に阿曽村邦昭氏選任さる 当センターの第1回運営委員会が2月21日開催された(右写真)。当日は伊藤憲一運営委員長の他、運営委員32名が出席した。即ち、特別会員枠4名(入山映、宮本けいし、武見敬三、鈴木宗男)、賛助会員枠5名(立石信雄ほか)団体会員枠10名(吹浦忠正ほか)個人会員枠14名(石井一二、浜田卓二郎、明石康、柿沢弘治ほか)が出席した。 まず、南西アジア代表事務所開設、東南アジア、中東各駐在員派遣等の2000年度事業計画案および総額98,752,900円の2000年度収支予算案が審議、承認された。センター規約の一部修正(「参与」「研究員」「代表・駐在員」制の導入等)も提案され、承認された。このあと、役員等の新任が提案され、顧問に高村正彦、鈴木宗男、武見敬三、参与に伊勢崎賢治、太田道子、瀬崎克己、副運営委員長に阿曽村邦昭(左写真)の各氏が新しく選任された。阿曽村氏はベトナム、チェコ、ヴェネズエラ各大使を歴任した外交のベテランであり、同時に所長を兼務してセンターの活動の総指揮をとる。 ホームページ開設 「世界各地の紛争をめぐる対話と討論のための掲示板システム」 当センターのホームページが4月1日にオープンし、全世界からアクセス可能となりました。皆様もぜひ一度トライしてください。このホームページは、当センターの概要や「日中予防外交研究会」の会議記録を公開するとともに、「世界各地の紛争をめぐる対話と討論のための掲示板システム」(Debate Webpage for Conflicts Worldwide)を掲載しています。 センターの海外派遣隊員が痛感したことの一つは「シンハラ・タミール紛争でも、ユダヤ・アラブ対立でも、両者間には本音の対話や討論がほとんどなく、お互いに先入観念だけで相手をみている」ということでした。 「せめてインターネット上でそのような対話や討論の場を設け、誤解や憎悪の代わりに、相互理解と相互信頼の芽を植え付けたい」というのがこの掲示板の出発点です。そのような対話と討論の場は、両当事者からみて中立的かつ信頼可能な環境でなければなりませんが、幸い日本には戦後半世紀をかけて築いてきた「平和愛好国家日本」という信用があります。この掲示板には、紛争の両当事者だけでなく、世界中の第三者からもコメントを書き込んでもらいたいと思っております。みなさんの書き込みも大歓迎です。 伊藤運営委員長、阿曽村参与スリランカ、イスラエルを訪問 伊藤運営委員長と阿曽村参与は、さる1月4日から14日まで、予防外交海外派遣隊員の激励および現地関係各方面との今後の協力関係樹立のため、スリランカ、イスラエルを訪問した。 スリランカでは到着の直後、大統領官邸前での自殺爆弾爆発事件とタミール人政治家の暗殺があり、緊迫した滞在期間のスタートとなったが、2つの現地NGOと2000年度の事業提携について覚書を交わした。 イスラエルでは難民キャンプを視察し、アブ・アラPLC議長(写真左)に表敬したほか、現地NGO2団体と2000年度の事業協力の可能性について基本合意に達した。 | | 「日中予防外交研究会」 第1回合同会議開催さる さる2月9‐10日東京において、当センター、中国現代国際関係研究所、広島市立大学広島平和研究所の三者共催により「日中予防外交研究会」第1回合同会議が「アジア太平洋における予防外交の可能性とその展望」をテーマとして開催された(右写真)。 同会議には、中国側から諶取栄前中国現代国際関係研究所所長を団長とする6名の代表団が、日本側からは明石康当センター会長をはじめとする52名の当センターおよび広島平和研究所関係者が出席し、終日白熱する議論を交わした。 「日中予防外交研究会」は昨年8月に伊藤憲一当センター運営委員長が訪中したさいに、諶取栄所長(当時)との間で設立について合意したもの(詳細『日本国際フォーラム会報』10月1日号)で、「予防外交をアジア太平洋で展開してゆくうえで、日中両国が予防外交に関する相手方の考えをお互いによく理解しあっておくことは極めて重要」(伊藤)との認識に基づくもの。 当日の基調報告においても、諶取栄前所長(左写真)は「予防外交は冷戦後の平和にとって非常に重要であるが、アジア太平洋にはヨーロッパやアフリカと異なった政治、経済、社会、文化の背景があり、同じモデルですべての問題を解決することはできない。また、人道問題を口実として軍事干渉をおこなうという最近のアメリカの傾向は危険であり、それをさせないためにも予防外交は大変重要である。国家間の相互信頼の強化がまず何よりの課題」と予防外交への期待と評価を強調した。 センター活動日誌(12―2月) | 12月10日 | 第120回国際政経懇話会(高海寛中国国際友好連絡会主任他24名) | | 12月14日 | 予防外交戦略研究会(報告者首藤信彦東海大学教授他11名) | | 1月4日 ‐14日 | 伊藤運営委員長、阿曽村参与、スリランカ、イスラエルに出張 | | 1月6日 | Tyrol Ferdinands NPC事務局長と共同事業覚書調印 | | 1月6日 | Pereraスリランカ民族統合省副大臣と会食 | | 1月7日 | Balakrishnan CDA所長と共同事業覚書調印 | | 1月8日 | 伊藤、阿曽村、海外派遣隊員5名、コロンボからテルアビブに移動 | | 1月9日 | イスラエル外務省Bar Kanパレスチナ部長、Mokady政策局長等と懇談 | | 1月9日 | 同上Shelefアジア太平洋担当次官補主催昼食会に出席 | | 1月11日 | Joseph Bock CRS代表と共同事業実施について合意 | | 1月12日 | Abu Ala PLC議長と懇談 | | 1月12日 | Warshawski AIC代表と共同事業実施について合意 | | 1月18日 | 日本国際問題研究所との第1回「予防外交連絡・調整会合」 | | 1月21日 | NHK総合テレビ「おはよう日本」にて海外派遣隊紹介さる | | 1月26日 | 第3回「正副会長委員長会議」「連絡会世話人会議」合同会議 | | 2月9日 | 海外派遣隊員5名帰国 | | 2月9 ‐10日 | 「日中予防外交研究会」合同会議(諶取栄中国側代表他43名) | | 2月17日 | 予防外交推進議連総会、高村正彦会長、石井一二会長代行選任 | | 2月21日 | 第1回運営委員会、阿曽村副運営委員長を選任(センター所長兼任) | | 2月21日 | 海外派遣隊解散式 | | 2月25日 | 第121回国際政経懇話会(講師James Foster米国公使他28名) | センター人事 | [顧問]2月21日付け、高村正彦(衆議院議員、前外務大臣、予防外交議連会長)、鈴木宗男(衆議院議員、前官房副長官)、武見敬三(東海大学教授、前外務政務次官) | | [参与]2月21日付け、伊勢崎賢治(国連東チモール暫定行政機構行政官)、太田道子(前在エルサレム代表、有識者NGO連絡会世話人)、瀬崎克己(前副運営委員長兼所長、日本国際フォーラム主任研究員) | | [副運営委員長・所長]2月21日付け、阿曽村邦昭(前参与) | 新規入会会員の紹介 〔12月‐2月〕 〔特別会員〕 〔個人会員(国会議員)〕 〔個人会員(有識者)〕 | 草野 厚 | 濱野 成生 | | 古賀 健詔 | 黒崎 健太 | | 伊勢崎賢治 | (入会日付順) 事務局便り 会員の皆様からの激励を受けて11月9日にスリランカ、イスラエルへ向けて成田空港を旅立った予防外交海外派遣隊員5名は、3カ月間の現地での任務を終え、2月9日無事帰国しました。 スリランカ滞在中には派遣隊員5名のうち3名が、高熱を発して緊急入院するなど、さまざまなハプニングもありましたが、帰国後2回の報告会での報告ぶりは、「さすが」といわれた充実したものでした。今後の活躍を期待したいと思います。 |