アラファト議長銃撃停止指示発令後の週末
2000/11/19
 

<在ヨルダン、イスラエル副領事が撃たれ負傷>

・本日19日、イスラエルの在ヨルダン大使館の副領事が、アンマン市内で撃たれ負傷した。大使館へ向かうための車に乗り込もうとしたところを、走ってきた車から発砲され軽症を負ったとのこと。

・レバノンでイスラム系組織が犯行声明を出したとの情報もあるが、未確認。


<エルサレム-ベツレヘム間チェックポイント>

・エルサレム-ベツレヘム間のチェックポイントでは、イスラエル軍による厳重な封鎖によりこれまで移動が厳しく制限されていたが、本日午前の段階では、許可証のチェック等が厳しく続けられているものの、殆どの車両が通常どおりに通行可能。観光バスがベツレヘム市内に入って来たとの情報もあり、境界の封鎖は徐々に緩められている模様。

・逆にベツレヘム-ヘブロン間など、西岸自治区内の各A地区間の境界での警備が強化されている模様。


<ベツレヘム近郊>

・全日平穏。町の雰囲気も幾分緊張状態から平常に近くなったように見受けられる。

・15日(水)の深夜から16日(木)の早朝にかけての爆撃(救援中のドイツ人医師が死亡した際の爆撃)以来、4日間平穏な夜が続いている。衝突開始以来、最も静穏な週末となった。

・17日(金)のアラファト議長による銃撃停止命令が効果を上げてきたという見方が大勢。

・今後、ファタハ系武装組織の攻撃沈静化の後、それに代わってハマスやイスラミック・ジハードのようなイスラム系組織が、テロを実施するのではないかという懸念がある。


以上