独立宣言記念日を迎えて

<独立宣言記念日に各地で衝突激化>

 今日15日は1988年にアルジェリアでPLOが象徴的な独立宣言をした記念日。西岸、ガザ各地では大規模な集会、デモが繰り広げられた。PLO主流派ファタハはこの日を闘争日として位置付け、パレスティナ旗の掲揚などを指示。
 アラファト議長により銃撃停止指示が出たとの情報もあったが、各地で衝突が発生し、銃撃戦が行われている。

 ガザ地区を中心に10代の若者を含む少なくとも7人のパレスティナ人がイスラエル兵の銃撃によって死亡。
 西岸で15人のファタハ系武装組織タンジームの活動家がイスラエルへの銃撃を理由に、イスラエル治安当局により逮捕された。


<封鎖状況>

 13日にガザ地区境界等でイスラエル人4人が殺害されたことを受け、イスラエル政府はパレスティナ人居住区と周辺の道路を封鎖する強硬措置を発表。軍部によれば、パレスティナ人の自由な通行は規制するが、食料、医薬品や人道的援助の流通は認められるとのこと。
 これまでにも”Closure”、”Sealing”と呼ばれるチェックポイントでの車両の通行止、特別の許可証を持っているパレスティナ人と外国人以外の通行の禁止、厳しい検査等は行われてきたが、今回の封鎖はさらに厳しい措置となっている模様。この封鎖により停戦合意前に状況は逆戻りし、先行きは混迷している。
 今回の事件を受け、バラク首相は英ブレア首相との会談を中止し急遽帰国、パレスティナ側への報復措置等を検討する緊急閣議を開く予定。


<ベツレヘム近郊>

 13日と同様に、午前中、ベツレヘム上空では威嚇目的とみられる戦闘機が旋回。凄まじい爆音を起こすソニック・ブームが多発。
 18:00頃よりベツレヘム近郊、ベイト・サフール方面で銃撃音。
 21:00現在ベツレヘム近郊は比較的平穏。

 これまでの死者は230人以上、負傷者は7000人以上と言われている。

以上