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スーダンの紛争

スーダンでは長い間、1)南北間の争いと、2)ダルフール地方での人道危機の2つの問題が存在していました。 南北間の争いがおこったきっかけは、1983年にイスラム教徒が多数派の北部が、キリスト教徒の多い南部にイスラム法の導入を要求したことに加え、 南部で発掘された石油の利権をめぐって、南北間での衝突が発生したことでした。 2005年に包括的和平合意(CPA)が締結されるまで、争いは21年間続き、とくに南部スーダンにおいては400万人以上の難民が発生しました。

また、2003年からは、西部のダルフールにおいて、アラブ系と非アラブ系住民との間で武力衝突が発生し、「世界最悪の人道危機」と呼ばれる状態にまで発展しました。 スーダン政府が支援しているとされるアラブ系民兵ジャンジャウィードの攻撃により、非アラブ系住民を中心に現在までにおよそ20万人の死者と100万人以上の難民・国内避難民が発生したといわれています。

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JCCPの支援活動

JCCPは、2009年2月に北部と南部において現地の被害状況の調査を行いました。 南部スーダンの首都ジュバでは、戦争で親をなくした孤児、貧困により親が子どもを養ったり学校に送ったり出来ない家族、 武力組織にとらわれていた子ども、難民キャンプから帰ってきたけれど住む家がない人々があふれています。

JCCPは、2009年の5月から南部スーダンの首都ジュバに事務所を設置し、スーダンにおける最初の支援を開始することを決定しました。 深刻な問題となっている、家や親をなくして路上生活をするストリートチルドレンや若者に対し、犯罪などに巻き込まれずに必要な教育を受けたり、手に職をつけるための支援を行う準備を進めています。