| 開催日時 | 2007年1月17日(水) |
| タイトル | 日本の平和貢献:アフガンから考察する |
| 講師 | 伊勢崎賢治氏 (東京外国語大学大学院教授,日本紛争予防センター理事) |
1月17日(水)に当センターの人材ネット関係者による第2回目の勉強会が当センターの会議室にて開催され、伊勢崎賢治理事(東京外国語大学大学院教授)から「日本の平和貢献:アフガンから考察する」と題して次のような報告が行われました。
「アフガニスタンでは未だタリバンとの戦争が続いていますが、わが国は2002年4月のG8治安会合で合意されたアフガンの治安改革の一環として軍閥解体のためのDDR(武装解除、動員解、元兵士の社会復帰)に協力し、私も2003年4月から約1年現地でそのお手伝いをしました。もちろん軍閥はこれに非協力的であったのでいろいろと困難はありましたが、一応所期の目的を達成することに成功しました。しかし、それによりすべての問題が解決したわけではなく、特に警察部門の改革などが遅れ、現在では治安も悪化している状況のようです。
伊勢崎理事によりアフガニスタン武装解除について報告された。わが国のアフガンでの平和貢献は、一言で云えば、DDRのように本来は高度に軍事的な任務であってもこれに非軍事的な方法で協力するほかはなかったということでしょう。また、イラクにおけるように自衛隊が海外に派遣される場合でも、他の諸国から派遣される軍隊とは違って軍事部門での協力が制約されるという問題を抱えているところに日本の平和貢献の特殊性あるいは制約があると考えるべきでしょう。」
この報告に続いて10数名の参加者たちとの間でわが国の自衛隊の平和貢献のあり方、わが国のNGOの平和貢献のあり方について極めて活発な討論が行われました。
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